ほおずき

ほおずき市というと、この歌を口ずさみたくなる・・・

昭和のドラマ、『ほおずきの唄』の主題歌だったんですが。

Youtubeにはカバーしか載っていませんけど。こんないい曲がアップされていたので貼っておきます。

太陽の下で

『太陽が知っている』を観た友人がいる。

ロミー・シュナイダーを好きになり出した20代の頃、TVで見た記憶がある。『太陽がいっぱい』とは違い、アラン・ドロンは完全犯罪を遂げる。(映画の中とは言え、同じ相手に二度も殺されるモーリス・ロネであった)

ジェーン・バーキンを初めて見たのもこの作品だった。あちらの女優さんとしては小柄なロミーと並ぶと、「うわ~ ノッポだなぁ」 とにかくかなりのインパクトをわたしの中に残した彼女である。

字幕がないので、細かなセリフのやり取りはあまりわからない。でも俳優さんの表情から、ストーリーをつかむことができる。ストーリーを少しずつ思い出す。

プールで泳ぐか、ドライブするか、カードやチェスに耽るか、そして・・・ こんな生活を数日つづけたら、からだが鈍ってしまうと思うのは、バカンス下手な日本人のせいだろうか。

月末から長野へ避暑と言うとカッコいいが、あちらでやることと言えば、チマチマと観光し、3食ほとんど自炊。バカンスにはほど遠い3泊4日の旅。

ある意味こんな自堕落な休日、楽しんでみたい気がする。

それにしても・・・日本全国どこに行っても猛暑から逃れられないようだ。

心を開く

お子さんは?と訊かれたら、夫婦ふたりと答える。

寂しいでしょう? こういう質問をしてくるひとって最近いないなぁ。まぁ答えよう。寂しくないですよ。ずっとふたり暮らしなんで。

でもひとりになったら寂しいでしょう? とか、子どもいないと老後寂しいんじゃない? とか、よけいなお世話的質問をしてくるひとって周りにいないなぁ。まぁ答えよう。そうなったらそうなったときのコトです。覚悟していますよ。

質問じゃないけれど、こう言われたらどう返すか?
「子どもいなくていいねぇ」

相手の欲しい言葉はなんでしょうね。
「気楽でいいですよ」「毎日充実してますよ」「幸せですよ」

コレはたぶん違うよね。

自分の本当の気持ちを話すのがいいんだろうけど。相手はきっと違う言葉を望んでる。「子どもいなくていいねぇ」 ちょっとイヤミな言葉だものね。「いいはずないよね」って心の中で思ってるんじゃない?

「子どもいなくていいねぇ」
「本心ですか?」

言ってみたい気もするけど、周りにそんなひといないから、チャンスなし。

子どもいないけど、いたらよかったかもと思うこと。そりゃありますって。でも今から治療に励むなんて、そんなエネルギーはほかに使いますよ。

70代でも産んでる人がいる。そんなことを言う人いたけど。確かに奇跡と言える。言えるけど、「だからあなただって大丈夫」って。それは奇跡じゃない。稀だから奇跡。あっちにもこっちにも起きたら奇跡じゃないでしょ。

「子どもいなくていいねぇ」
「本心ですか?」

こういうことは口にしない。訊かなくてもわかることだから。