穏やかな秋の日

朝9時からtohoシネマズにて、『くらやみ祭りの小川さん』を観る。

2時間近い作品なのに長さをあまり感じず。
長女役の女優さんがいい。

サイゼリアで久々にランチを食べる。
鶏肉が5個のはずなのに、4個しか入ってないとかでしばらくわたしだけ待つ。
家人、先にスパ食べ終わり。映画のプログラムを読みながら雑談する。

早期退職というと聞こえがいいが、リストラされてぶらぶら、再就職口を探すものの苦戦する小川さん。

半・定年状態の彼の眼にはどう映っただろう。

小川さんのお母さんがアルツハイマー認知症と診断されるシーン。
お義母さんのことを思い出す。

食事を終えて帰宅。今日はジムも休館日なので、好きなTVドラマを見ながらPC画面を眺める家人。

比較的温かかった秋の日が暮れていく。

今夜は週一のオンラインレッスンがある。
早寝のわたしだが、なんとか目を開けてしっかり受けよう。

甘糟りり子さんから『侍女の物語』へ

たまたま書評をネットかどこかで読み、書店に走りました。

https://youtu.be/tfLiO5SxTNE

男性に読んでほしいとおっしゃってますが、むしろ政治屋さんに読ませたいです。読んでほしいなんて甘い。強制的に読ませて感想レポート提出ですよ。軒並み「不可」がつくことでしょうね。

近未来の話も載っていますが、読んでいてふと、『侍女の物語』を思い出しました。

わたしが結婚する前年、出版された小説です。映画化もされています。

30年以上たち、頭にふと浮かんだタイトル、『侍女の物語』。

検索してみると、ネットでドラマ配信されているとか。
hulu登録してみようかな。『侍女の物語』、はまりそうなんて、見てもいないうちから思っています。

Ten years or more

いつもながら慌ただしく時間が過ぎ、あっという間に帰宅の途へ。

お天気がいまいち。台風のせいか、金曜はかなりの雨が降った。

田舎の一軒家はかなり冷える。風邪ひきはゴメンなので、シャツブラウスにセーター、親にあげたベストを重ね着する。

翌日は打って変わって少し気温が上がる。親にあげたブラウスにモヘアのセーター、薄手のコートを羽織り、同窓会に出かけた。少し暑い。

祖父の葬儀以来だから、10数年も口をきいていなかった相手。
最寄り駅で買い物中、仏花は何束買えばいいのかと実家に電話を入れた。
耳の悪い親の代わりに彼が出たので、少しびっくりする。

「あんまり遅いから心配した」らしい。
私鉄に乗り換えようとしたら、各駅電車しか来ず、のんびり座って行くことにしたせいだ。

到着すると出迎えてくれた。
若い頃と同じように会話が進む。10数年の時間が吹き飛んでしまう。

わだかまりのようなものは感じない。不思議なものだ。

早寝の親が床にはいると、近況を話し出した。
こちらが聞かずとも相手がしゃべり出す。

息子の受験だけでなく、もうひとつ理由があっての半年別居予定らしい。

「そんな理由ってあるのか?」「そんな話聞いたことないよ」なんて言わないわたしである。ただ、ひとつ訊きたいことがあったので・・・

「休職中って聞いてるけど」と前置きし、病名を訊いた。本人の口から聞きたかったからだ。

40代から患っているとか。息子が生まれて間もない頃からか。

数種類の薬を服用中。副作用なのか、食生活のせいなのか、相撲レスラー並みの体型である。気にしているようで、実家に来てからは近所を毎日のようにウォーキング。近く復職予定である。

何度目の復職なのか知らないが、合計するとかなりの期間休んでいるはず。解雇にならずに済んでいて、生活にも困っていない様子。(親はそれが心配だっただろう)

メンタルな病を患う。今ではさほど珍しいことではない。
近所のクリニックには頻繁にひとが出入りしている。世の中にはこれほど心の悩みをかかえるひとが多いのかと思う。

ネットで病名を検索してみた。あるきっかけで治る場合もあれば、彼のように長期にわたって悩むひとも多いと言う。

数日間の滞在中、その日常を見つめてみた。

早朝に目が覚めて朝食をとる。しばらくすると床に戻り、寝たり起きたりを繰り返す。夕方ごろに起きだし、夕食。再び床にはいる。(復職すれば生活リズムも一変するだろう)

食事は炭水化物が多い。野菜・肉・魚とバランスの良いメニューというわけにはいかないようだ。(親は料理が不得手なので、食事は彼が用意する)

息子の浪人生活がきっかけでスタートした別居生活。

とにかく来春、サクラ咲くようにと受験生の親でもないのに願うわたしである。

帰省前

久しぶりに会うひとだ。

正直、もう一生会うことはないだろうとまで思っていた相手。

聞くところによると、「久しぶりに話したい」「楽しみにしている」と言っているらしい。

そもそも離れて言った理由がわからない。

ある日突然、もう身内(おそらくわたしを含めて)と縁切り宣言。

「もうたくさんだ」「これまで精神的にどれほど傷つけられてきたか」
「一生会うことはないから」

それがまたまたある日突然、「メールや電話を好きな時にしてきて構わない」と連絡あり。

そしてまたまたまたある日突然、身内との同居宣言。

身内は相当戸惑っているし、これまで気ままな独り暮らしだったため、生活のリズムが少なからず乱れ気味。

高齢だからプレッシャーかかるのである。些細なことがきっかけで病気になるかもって思わないのだろうか。(たぶんそこまで考えず行動してる?)

まだひと月たっていないから。もうちょっと時間が経つのを待とうよ。そう言ってみた。
(本人はメールや電話で説明する気力すらない様子)

さて・・・帰省前である。

顔を合わせた時、どんな言葉をかけようか。実はな~~~~んにも考えてない。

鴻上さんの人生相談がなんとなく目に留まる。

理由は根掘り葉掘り訊くまいと決める。
話したければ話すだろうし。

身内の想いはいろいろだろうけど。
個人的には、「絶縁宣言」して良かったのではないかと思っている。

言い方をもうちょっと考えたほうが・・・いやいや、あれくらい言わないとわからないよね。今でも若干わかっていないところがあるかも。

人間関係はむずかしい。

語ること

「ノンファン同士の集まりに行くと、不妊治療の話になるのはわかるんだけど」

ノンファンの友人がぽつりとつぶやいた。

「みんな治療の話、好きよね~」

まぁ経験があれば、そこから話をスタートできる。話しやすいだろう。

「過去のことじゃない?」

過去にいつまでも囚われず、現在未来を見たほうがよくないかい?と言いたげである。

わかるけど・・・そうそうキッパリと過去を捨てられない。捨てられるものじゃない。

こんな記事が目に留まった。

卵管造影写真を撮る、通水をする、あの痛みは・・・忘れてしまった。(若返ってもやりたくない)

※わたしは体外も顕微鏡もやってません。あしからず。

「治療を辞めた後もこんなに苦しむんですね」(男性アナが不妊治療特集番組でコメントしていた)

治療中だけでなく、辞めた後も引きずるもの。「そんなの当たり前じゃん!」と言いたいが、ペアレントの前では口にチャック。

辞めた後も引きずる思い。思う存分、吐き出したいけどその場が少ない、皆無に等しい。

だから、ノンファンの集まりで語る人が多いのでしょう。

「語る」ことで自らを癒しているのでしょう。

そして同じ思いをしたひとたちと共有し、癒し合っているのでしょう。

「それって所詮、傷の舐め合いじゃない?」

そう感じるひともいるだろうけど。

「語る」ことを経て、現在未来に目を向けるように少しずつなっていく。そういうこともあるんじゃないかなと思ふ。

ちなみにわたしも自分の体験、語ることもありますよ。生々しさはないけどね。(枯れてます、ハイ)

人生は続く

検索していて、こんなvideoにも出会いました。

https://www.youtube.com/watch?v=KvG2vGI7IjU&t=21s

かなりツボを押さえたアドバイスだと思います。

ひとによっては・・・耳に入らない場合もありましょうけど。

ちなみにわたしはリストアップの代わりに、ブログを始め、続けていく中でたくさんの気づきを得ました。

子どものいる人からも温かいメッセージをたくさんいただきました。

「あのひとたちの世界とは違うから」

考えることもあるかもしれませんが。

「子どものいる人限定」の世界から徐々に世界を広げていくと、思いがけない楽しいこともいっぱい。

慌てないで。焦る必要はまったくありませんから。

一日二日で悩みや苦しみ、不安を解消しよう。それはムリ。

ストレス抱えたままで生きるか。それとも別の道を探す努力をするか。

いずれにせよ、人生は続きます・・・

レア発言

ようつべで久々に「子なし 不妊治療」と検索かけると、少ないのですがいくつかヒット。

YouTuberのカズさんご夫婦、治療経験あったんですね。知らなかった~ 

「ウチは不妊治療で授かったんです」

これ、ハッキリ発言するひとってかなりレアなのでは?

かなり勇気要るでしょ?

https://www.youtube.com/watch?v=n24bJXOncf0

おふたりの語り口がホンワカしてていいなぁ。

家族旅行のVideoをあげておられるので、結婚→出産→子育てとスムーズだったんだろうと思っていましたが。

夫婦の数だけドラマがあるんですね。

冬眠期間

先日の交流会で「友達について」がトピックに上がった。
ノンファンは「友達」があまりいない、というかできにくいらしい。

「ノンファンが抱える悩みを共有するには、やはり同じノンファンでないと」

まぁそれはなんとなくわかる。20代後半から10年ほどは、わたしも極力、子どものいる人との関りを避けていたから。

「冬眠状態」と言えるかもしれない。

「冬眠状態」だから、「孤独」「寂しい」という気持ちをできるだけ捨てる。
「冬眠状態」だから、狭い穴の中でできるだけ楽しく過ごす。

そして春になるのを待つのである。

PCやスマホがなかったから「冬眠」できたのかも。

今はこれらのツールがあるので、「冬眠状態」でも情報が入ってくる。
必要なものもあるけれど、いらんものも見聞きする。

これらのツールがあるせいで、穏やかに「冬眠」できないのである。

さすがに今の30代40代に「冬眠」は勧められないので、口にしなかったけれど。

「ノンファンの友達をつくりたいけど。どうやって見つければいいの?」

世間の人は自分の周りが全員、ノンファンでないと思い込んでるしね~ バッジでもつけてればわかりやすいのに。

なので交流会はとてもよい機会。でもよほど積極的アプローチをしないと、お友達キャッチはむずかしい。

「初対面だし、メルアド訊くなんて」遠慮している場合ではありません。

「冬眠状態」から抜け出したいなら、失敗怖れずいきましょう。

・・・なんて発言は控えましたけどね。

Better safe than sorry

予想以上に大型台風でした。
多摩川決壊するかと心配しましたが、なんとか持ちこたえてくれたようです。

大雨タイプか強風か。それとも両方兼ね備えたモンスターか。

我が家は強風で電線が切れる場合を想定し停電対策に集中。

しまいこんでいた懐中電灯をかき集め、防災リュックサックを引っ張り出す。棚からろうそくも取り出してみた。

ペットボトルに水を入れ、冷凍庫で凍らせる。ウォータータンクに20リットルの水もキープ。

さすがに養生テープやウェットティッシュまで手が回らなかったが。そうそう緊急トイレセットもしっかり準備。

あたためれば2日くらいもつポトフやだしきんぴら、大目に炊いたごはんなども。

空振りに終わったものの、我が家の防災準備を再確認することができました。

今回の教訓。モバイルバッテリーを購入しておく必要あり。

女優なんですぅ♪

結婚して10年くらい、「長男の嫁」を演じていた。
優等生の、と形容詞を付けたいがまぁそこまでいかず。.

子どものいない、つまり跡継ぎを産んでいない、長男の嫁。
盆暮れ正月、GWでさえも帰省。長男の嫁はつらいよ。
演じるのもかなりのエネルギーが必要。

お子さんのいるひとでもこれだけつらいのだから。よく10年つづいたものです、ハイ。

いいわねぇ~男は。大根でも文句言われないし。