もうすぐ盂蘭盆ですが

帰省中は小雨が降ることが多く、ちょっと止んでいる頃を見計らい、ささっとお墓参りしてきました。雨上がりのお墓はきれいに洗われておりました。

さてお墓には父の戒名とともに母の戒名も刻まれています。もちろん母はまだ生きておりますから、赤い字の戒名です。

しかしまぁ、戒名と言うのはつけてもらうとなると大変ですね。
http://www.osohshiki.jp/column/article/96/

相場(仏様の世界に不釣合いでは?)を見ると、「なんでどうして?」と思ってしまいます。高い戒名をつけたからと言って、お浄土に行けるパスポートに果たしてなるのでしょうか。疑問イッパイです。

ところで母の戒名ですが、つけてもらう際に大叔母(つまり祖母の妹)が付き添ってくれたのだとか。坊さんも、「お気持ちで・・・」とおっしゃったのかもしれませんが、「それじゃあ、○○円で!」の大叔母発言で決定!(相場よりずっと安い)

「あの時つけておいてホントよかったわ~」と母の弁です。このエピソードは知らんかったわ。

戒名ねぇ・・・どこのお墓に入れてもらえるかわからないしなぁ。戒名よりまず墓でしょ。

行く末

帰省中、親戚のご機嫌伺いに行った。

「せっかく来たんだから、あがってあがって~」 A子おばちゃんにつかまると、半時間以上のおしゃべりになるので。玄関先で失礼する。

M子おばちゃんはあまり話好きではないので、ひよこ饅頭を渡し、数分の会話でお暇する。奥には旦那さんがいるのだが、「やあ、いらっしゃい」と顔を出すことはめったにないので助かっている。

M子おばちゃんは旧家に嫁いでいる。旦那さんは一人っ子。そしてウチと同じくふたり家族だ。

「あそこなぁ、もしM子おばちゃんが残ることになったら、家のこととかどうするつもりなんだろうねぇ。たぶんそういうこと、ゼンゼン考えてないと思うし。M子おばちゃん、そういうことをちゃんとやれるタイプじゃないからねぇ」

親戚づきあいも超ドライにしているから、ヘルプ&サポートしてくれるひとも見当たらない。

「そうなったら、助けてあげてね。お母さんはそこまで長生きできないと思うから」

いえいえ、ひょっとしたらおじいちゃんのように100まで元気かもしれないよ~

しかしM子おばちゃん家のコトは他人事ではない。80近いご夫婦でもあまり考えていないコトなのだから、平均年齢60くらいの我が家だって・・・

だいたいオトコはこういうコトをあまり考えない。(自分が先にいくと思っているから)

回送

昔も今もバスの本数が少ない実家辺りである。

自宅にある時刻表もアテにならないこともある。(たまに変更されている場合がある)

わざわざバス会社に電話しチェック。最寄のバス停から○○駅行きに乗った。13時台のバス乗客はわたしを入れてふたりだけ。途中からひとり、ふたりと乗ってくるが、しばらくするとひとり、またひとりと降りてしまう。本数が一向に増えない理由もわかる。

「終点、○○駅です」

駅前のバスターミナルにはバスが何台か停まっていた。バスはスピードを出して、ターミナル内を走った。「どこに停まるのかな」と思っていたら・・・ターミナル一周したバスはナント、「回送表示」を出した!

「スミマセン! 降りるんですけど!」

「あっ!まだひとり乗ってはったんですか!」「スミマセン!」

「えっと・・・」

「あっ! 料金はいいです!」

タダ乗りしてしまった~ それにしても、、、今度から終点でもちゃんと停車ボタン押そう!

字幕で見るTVドラマ

若い頃から片耳が聞こえなかった母。いつも左側に腰をかけて話しかけていた。「もう片方が聞こえなくなったらどうなるんだろう」ふっと気になることもあったが、そんなの先の先のコトだよなぁと気楽に考えていた。

75才を過ぎた頃、その時がやって来た。初めは補聴器を嫌がり、なかなかつけなかった母。今は慣れたとはいえ、すぐ外してしまうので、筆談したり身振り手振りでなんとか伝えようと努力する。

帰省中も筆談をけっこうしたが、わたし悪筆なので・・・「読めません、達筆すぎる」

聴く楽しみがなくなったが、新聞を隅から隅まで読んでいて、気になる記事はスクラップしている。こちらが知らないことも知っていたりする。恐れ入る。

TVもあまり見ていないが、ニュースと天気予報、「ひよっこ」「相棒」「やすらぎの郷」、動きのある相撲番組がお気に入りである。

最近はこのドラマをよく見ているらしい。

ドラマは字幕が出るものが多いから、聞こえなくても楽しめるのだ。帰省中は親に合わせて、わたしも字幕でTVドラマを見る。俳優の演技力表現力が如実に現れるのを実感する。

「でもねぇ、字幕でドラマ見るのって疲れるわ」

洋画ファンだった母だが、字幕を追うのは体力を使うらしい。BS契約をしていないが、名画名作をわりと放送するので、目で楽しめたらいいのにと思うのだが。

鶯の声

田舎の一軒家を甘く見てはいけない。

滞在中、日が照ったのは水曜の午後のみ。ノースリーブにショートパンツは涼しすぎた。親のカーディガンとスカーフを借りる。

庭は紫陽花の花盛りだ。この季節に帰省したことはこれまでなかったので、我が実家にこれだけたくさんの紫陽花が咲くとは知らなかった。(どれだけ帰っていないかというコトだ)

小雨降る中、家の周りを歩いてみる。

「ホーホケキョ♪」

えっ? ひょっとしてコレは・・・

「ホーホケキョ♪」

春告鳥ではないの?

「ホーホケキョ♪」

別名、経読鳥とも言われる鳥らしい。

「ホーホケキョ♪」

よい声で啼いている。

「ホーホケキョ♪」

姿は見せず、美声を響かせる鳥。

「ホーホケキョ♪」

涼しいせいだろうか。季節は夏に向かっているというのに。

「ホーホケキョ♪」

気候がおかしいので、鳥も変な季節に啼いている。

「ホーホケキョ♪」

もう少し聴いていたい気もするが、風邪ひきそうなのでやめる。

「ホーホケキョ♪」

窓を閉め切っているのに、家の中もかなり涼しい。変な気候だ。

1日1食続行中

これまでは親に打ち明けていなかったんですが・・・

「大丈夫なの?」やっぱり心配されました。

アベ近で調達したお総菜で24日25日の夕食はじゅうぶんです。ネットスーパーでオーダーした食材もぷらすしました。

26日はFB友のレストランで夕食です。

同窓生なのですが、親しくお話するのは初めて。でも同じ校舎で過ごした経験があるというのはすごいですね~ 在学中は交流がなくても、ごくごく自然に会話が弾みます。

明日は大阪を発つという28日の夜。やはり同窓生と夕食です。

実家あたりは夜になるとイノシシが出没することもあるとか。心配しましたが、遭遇することもなく、無事帰還しました~

「1食なんて~」と親に心配されてしまいましたが、その食事をながめると・・・

これは昼食で、一番ボリュームがあるんですよ。朝は半分のトーストにややたっぷりめのサラダのみ。夕食はと言うと、これから眠るのだから大したモノは食べていません。

量的に見ると、、、1日1.5食くらいかな?

帰省

24日から実家帰省してきました。あちらはネット環境にないため、ブログ更新もしばらくお休み。

行きは隣席のひとナシ。ラッキーでした。小田原、熱海過ぎて静岡に入る頃、デジカメを取り出します。曇り空だし、あまり期待していなかったんですけど・・・

うっすらと姿を見せてくれました。

新大阪~大阪間で時差ボケを瞬時に直し、アベ近で24日の夕食を調達します。幸い雨も降っておらず、夕方頃に実家到着。

関西は暑そうだと思って、夏服を持っていったのに。田舎の一軒家はやや涼しめ。

紫陽花が美しく咲いています。

母の日プレゼントに贈った絵がリビングに飾られています。

美術鑑賞が趣味のヘルパーさん、この絵にとても惹かれたそうですよ。

今日のgoogle ロゴ

佐々木たづさんの『わたし日記を書いたの』の中に、彼の名前が出てくる。

「そうそう、あなたのお国に、目の見えない人で、人にいろいろ教えたり、りっぱな本を書いた学者がいたでしょう、もうむかしの人だけど、ええと、なんといったかな。」

「あっ、塙保己一でした!」ってご主人は大きな声でいった。「そうそう、その人!」って、先生は、とってもうれしそう。ああ、よかった。うまく思いだせて。

本好きの友だちがプレゼントしてくれた本。今も本棚の中にある。「昭和44年2月16日 第一刷発行」と記されているから、半世紀近く前の本だ。

そして塙保己一の生誕271年が今日なのだそう。

http://r-ijin.com/hanawa-hokiiti/

ヘレン・ケラーも尊敬していたという人物とは・・・またひとつ知ることができた。ありがたいね。

Bibbidi-Bobbidi-Boo♪

歯医者さんの待合室に流れてきたB.G.M.はこの曲でした。

小学生の頃、コーラス部にいたのですが、この曲は飽きるほど練習したものです。確かコンクールで歌いました。歌の意味なんて深く考えず、ひたすら歌っていました。

日本でのカバーはペギー葉山さんだったかなと思っていたんですが、この方だったんですね。

理解と配慮

40代後半になっても言われたなぁ。

「まだ大丈夫よ」
「70代で産んでるひともいるし」

どういう根拠? たぶん根拠ナシで、なんとなく言ってるのよね。

http://toyokeizai.net/articles/-/125569

先日の会でも出た話題だけれど。こういうコトを言うひとっているんですね~ 女性だけかと思ってたら、男性も言われるんだ。家人、なんにも言わないけど外でこういうコト言われたりしてるのかしら。

理解してほしいと正直思わない。だってわからないのだもの。(こちらだって向こうのコトはわからないのだし)

配慮もねぇ。「こんなに気を遣っているのよ」とストレス溜めつつの配慮なら、ズケズケ言ってくださっても構いませんけどね。(こちらはちゃんとフィルターつけますよ)

ずいぶん前になるけれど、あるひととお茶してた時。もうひとりのひとを呼ぼうとして、なぜか必死に誘うそのひと。「いいじゃないの~ 今一緒にいるひとね、子どものいないひとなのよ~」このセリフを連発。

「えっ?それってどういう意味で使ってるの?」と思ったわたし。

後で考えてみると、「子どものいないひとだから、ここでのハナシは言いふらされることはないわよ~」の意味だったのかなと。(まぁときどきあるコトです) でもここまであからさまに言われたことはなかったですね。そのひととは自然消滅で縁が切れました・・・

もうひとりのひとからは、「あなた子どもいないし、時間あるかなと思って・・・」とお茶のお誘いを受けたことがありました。「子どもいないからヒマ」とも受け取れるけど、ある程度は事実だし。↑の場合とは違って???な印象を持たなかったですね。このかたとは今もときどきお茶してます。

子どもがいないことについて、世間からいろいろ言われる言葉。すべてをシャットアウトするのはむずかしいですよね。耳に入ってくるものに対してどう反応するか。結局は自分の心ひとつなんでしょうね。

理解も配慮も望みません、ハイ。

対処策を身につけていくのみですね。